アニメーション関係の缶バッチ製作
オリジナル缶バッチ製作業を開業しようと思った時は、自分自身がバンドをしていたということもあり、知り合いのバンドマン達に缶バッジを宣伝していけばお小遣い稼ぎになるだろうという思惑があったのですが、実際に始めてみるととんでもない!
忘れてました・・・。
自分の周りのバンドマンってみんなお金がない人達ばかりでした。
缶バッジつくれる機材買ったから安くつくってあげるよ~!
おおそうか、じゃあ20個お願い。
とか。。。
いや、20個という数字がどうこうということはないんですよ。でもやはり缶バッチの製作業というのは1個つくって純利益が5円とか10円の世界なので、友達に20個つくってあげて儲けが100円とかだと。。。
10000円の利益を出すには100人のバンドマンに20個ずつ注文をもらわないと!
これは大誤算でした。
それならばとWEBサイトをつくって宣伝を始めてみようと思い立ったのが本当の意味での事業の開始だったと言えるかもしれません。
WEBサイトを通じて広く世の中から受注を受けようとがんばってみたところ、ご注文いただくジャンルに偏りがあることがわかってきました。
圧倒的にアニメーション関係、萌え系のアイテムが多かったのです。
数年前というと日本は不景気の暗いトンネルの中にいました。まあ今もかもしれませんが。。
その不景気の中にあって唯一元気な産業というのが秋葉系のコンテンツ産業でしたので、そこからのご依頼はミュージシャン系のご依頼に比べてはるかにウェイトをしめていました。
創業当初のVIVAを支えてくれたのは秋葉文化と言っても過言ではないかもしれません。
今では受注の幅も広がり、企業様の販促品としての缶バッジであったり、ゆるキャラ関係が昨年あたりから増えてきていますが、それでも依然として秋葉文化の恩恵は受けていると言えます。
今日はそんな創業当初からお世話になっている秋葉を代表するお店さん関連の製作に携わっています。
ふと昔を思い出し、初心を忘れることなくこれからも缶バッチ道に邁進していきたいなと、そんな風に思った一日でした。